担当者に聞く! SBI新生銀行の住宅ローンの魅力と対面相談メリット

住宅ローンの新規借入や借換を行う場合、金融機関選びは最初の関門と言えるかもしれません。「どの金融機関を選ぶか」を考える際、つい金利や付帯される保障内容だけに目が行きがちですが、借入から返済を終えるまで長く付き合うこととなるからこそ、借入時や返済中に受けられるサービスの違いも比較ポイントとなるはずです。
SBIマネープラザは、対面で住宅ローンの相談ができる窓口でSBI新生銀行の住宅ローン「パワースマート住宅ローン」を取り扱っています。

今回は住宅ローン相談を担当されているSBI住宅ローン銀座の原さんに、来店されたお客さまがどのような相談をされているのかを伺いました。現場のリアルな声が詰まった内容ですので、今後住宅ローンに関する相談を検討されている方は参考にしてみてください。

★お話を伺ったかた★

SBI住宅ローン銀座 原さん

SBI住宅ローン銀座 原さん

【プロフィール】

サービス業、金融機関等を経てSBIマネープラザに入社。横浜住宅ローンプラザなどで住宅ローンのコンサルティングに従事し、現在は2023年2月にオープンしたSBI住宅ローン銀座に配属。

SBI住宅ローン銀座で取り扱うSBI新生銀行の「パワースマート住宅ローン」


――原さんは2023年2月にオープンしたSBI住宅ローン銀座に配属されたと伺いました。本日はSBI新生銀行の「パワースマート住宅ローン」にスポットを当てて、商品性や店舗で相談するメリットなどについて伺えればと思います。
まず「パワースマート住宅ローン」の商品性について、ポイントを教えてください。

原さん)

私たちが取り扱う「パワースマート住宅ローン」について、ここでは3つのポイントをご紹介いたします。

事務取扱手数料に2つのプラン「定額型」と「定率型」

――ひとつずつご紹介いただけますでしょうか?
まず住宅ローンの借入れの際にかかる「事務取扱手数料」について2つのプランが準備されているということですね。定額型と定率型の仕組みについて教えてください。

原さん)

事務取扱手数料の「定額型」は、借入れ金額や期間に関わらず、一律5.5万円(※1)の手数料がかかります。一方「定率型」は、借入れ金額に対して2.2%(※2)の手数料がかかります。

事務取扱手数料表

事務取扱手数料表

例えば上記の表で事務取扱手数料の金額のみに着目すると「定額型」の方が手数料自体は抑えられるように見えますが、もう一つ注目いただきたいのは「適用金利の差」です。

――これだけ見ると確かに「定額型」の方が良さそうに見えますが、定額型と定率型で適用される金利が違うということでしょうか?

原さん)

はい、たとえば2023年4月現在、適用される金利は以下のようになっています。

当初借入金利
当初借入金利

原さん)

定額型は事務取扱手数料が一定で抑えられている分、定率型に比べると適用される金利が高く設定されているのが分かります。つまり事務取扱手数料を含めた「総支払額」を比較して、ご自身に合うプランを選んでいただくのが良いということです。

――なるほど!具体的な比較シミュレーションをお願いします。

原さん)

たとえば、4,000万円を35年で返済するシミュレーションをしてみましょう(※1)。

住宅ローンシミュレーション_定率型
住宅ローンシミュレーション_定率型

※1)司法書士報酬、抵当権設定登録免許税、印紙税などその他諸費用は除く
※2)借入後35年間の金利が0.65%から変動しない場合
※3)借入後35年間の金利が0.42%から変動しない場合

原さん)

返済期間を35年間でシミュレーションをすると、定率型の方が定額型に比べ事務取扱手数料は多くかかりますが総支払額が約89万円少なくなります。
しかし返済期間が短い場合は結果が変わってきます。
次に4,000万円を15年で返済するシミュレーションを見てみましょう(※1)。

住宅ローンシミュレーション_定額型
住宅ローンシミュレーション_定額型

※1)司法書士報酬、抵当権設定登録免許税、印紙税などその他諸費用は除く
※2)借入後35年間の金利が0.65%から変動しない場合
※3)借入後35年間の金利が0.42%から変動しない場合

原さん)

返済期間を15年間でシミュレーションをすると、定額型の方が定率型に比べ11万円ほど総支払額が少なくなり先ほどと逆転しました。
返済期間が短い場合や繰上返済を行う場合には、事務取扱手数料を加味した住宅ローンにかかる総支払額は定額型の方が少なくなるケースがありますので注意が必要です。

――確かに借入金額や返済期間によっては定額型の方が良いという場合も出てきそうですね。例えば住宅ローン控除を活用するために借入れをして、それが終わったら一気に返済することで借入期間が短くなるパターンなど、さまざまな返済方法が考えられますから、どうするのが最適かを自分で判断するのは難しそうです。

原さん)

そうですね。
借入金額をいくらに設定するか、返済期間はどうするか、繰上返済はどのタイミングで行うかなど、お客さまの事情によって異なります。
お客さまに合わせていくつかのシミュレーションをお作りし、検討いただくことが多いですね。

――そこまでサポートしていただけるのは心強いですね。

原さん)

はい、無理のない返済シミュレーションをご提案できるように心がけております。

ガン団信が上乗せ金利0.1%で付帯可能

――住宅ローンを比較する上で、団体信用生命保険についても知っていく必要がありますよね。パワースマート住宅ローンの団体信用生命保険の特徴などあれば教えてください。

原さん)

パワースマート住宅ローンの団体信用生命保険には、以下のような種類があります。
一般団信(死亡・高度障害への備え)かガン団信(死亡・高度障害、ガンへの備え)への加入が必須となっており、さらに介護状態になった場合への備えを加えた「安心保障付団信」もご用意しております。

団信表
団信表

ガン団信につきましては、お選びいただいた金利タイプの利率に0.1%上乗せされた金利が適用されます。
ガン団信はお借入時点で満50歳未満のお客さまに限りお選びいただけます。
ステップダウン金利をご選択の場合はガン団信へご加入いただけません。
各種団体信用生命保険の詳細につきましては商品説明書およびお客さまご説明資料をご参照ください。

――団体信用生命保険は、保険料を金利の上乗せで支払うケースが一般的ですよね。どの程度金利が上乗せになるのでしょうか?

原さん)

一般団信は、上乗せ金利なしでご加入いただけます。ガン団信は0.1%の金利上乗せで、悪性新生物(ガン)に罹患した場合にはローン残高に対して100%が保障の対象となります。0.1%の金利上乗せで100%保障というのは、パワースマート住宅ローンの強みと言えると思います。

――具体的にガン団信はどういった際に保障が受けられるのでしょうか?

原さん)

お客さまが死亡、所定の高度障害状態、所定の悪性新生物(ガン)にかかり医師により診断確定された場合、または医師により余命6ヶ月以内と宣告された場合が保障対象となります。すでにご自身で死亡保険やガン保険に加入している場合には、団体信用生命保険を含めてどの程度金銭的なカバーが必要か? が検討のポイントになるかと思います。そういった点もご相談いただけますのでご安心ください。

対面ではどんな相談が受けられるの?

――実際にどのようなお客さまが来店されるのかを教えてください。

原さん)

ご家族やお仕事の都合に合わせて幅広い年齢層の方にご来店いただいています。お子さまを連れてご来店されるケースもあり、事前にその旨をお伝えいただければ、広めのご相談ブースを確保することなども可能ですのでお気軽にお申し付けいただけたらと思います。
また忙しくてご来店が難しい場合には、オンライン相談も承ります。

SBI住宅ローン銀座 相談ブース

――対面ならではの強みはありますか?

原さん)

先ほどシミュレーションの話が出ていましたが、これから新規借入をされるケースですと、複数パターンを想定して検討されたいお客さまが多いので、シミュレーション作成のサポートができる点はメリットだと思います。
もちろん各金融機関の公式サイトなどでも簡単にシミュレーションはできますが、専門用語がわからない場合や、不明な点が生じた時などに、調べて解消していくことは手間がかかりますよね。対面のご相談であれば、その場ですぐにわからない点を解消できるのが強みと言えます。

――確かにわからない点が多くなると、検討するのも面倒になってしまいそうです。

原さん)

一般的には人生で何度も住宅ローンを組む機会はありませんので、戸惑うことも多いと思います。ご相談の中では「過去にこんな事例がありましたよ」、「こんな考え方もありますよ」といったような、私たちの経験からお伝えできることにも、価値を感じていただくことが多いです。長く住宅ローンを取り扱っているからこそ、たくさんのお客さまの考えに寄り添ってきましたので、ご心配な点は遠慮なくぶつけていただけたらと思います。

対面相談から借入までの流れ

――最後に、相談から借入れまでの流れを簡単に教えてください。

原さん)

住宅ローンの手続きにはご相談のほか、審査申込、金銭消費貸借契約、司法書士の面談などの手続きがございます。ご相談と合わせて審査のお申込みをされるお客さまも多いですが、WEBや電話でもご相談が可能ですので必ずしもご来店いただく必要はありません。ご相談からお借入れまでは概ね2か月程度を要しますが、新規借入の場合は物件がある程度決まったタイミングで早めにご相談に来ていただくのがおすすめです。

相談時に必要な持ち物

――最後に、原さんにSBI新生銀行のパワースマート住宅ローンについて相談する際の持ち物を伺いました。相談を検討されている方は参考にしてください。ご不明点は店舗までお尋ねください。

★新規借入れの場合

  • 物件関連資料(物件の販売チラシや資金計画書など)
  • 本人確認書類(免許証と健康保険証)
  • 収入が確認できる書類(会社員の方は源泉徴収票を直近1年分、自営業の方は確定申告書を直近3年分)
  • その他の借入れがある場合は返済予定表

★借換えの場合

  • 返済予定表
  • 返済状況が確認できるもの(通帳12ヶ月分)
  • 本人確認書類(免許証と健康保険証)
  • 収入が確認できる書類(会社員の方は源泉徴収票を直近1年分、自営業の方は確定申告書を直近3年分)
  • その他の借入れがある場合は返済予定表

――相談する前に不安なことがあれば、まずは電話で確認するのも良さそうですね。本日はご説明ありがとうございました。

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